プロ占い師、采慧(サキ)が答える人生問答30の答え(其の4)

Q49.サキさんの占いエピソードを拝見していると、同業者の方でもアドバイスをくれたり私が考えていたよりも上手にお付き合いをされている印象ですが、全く同じ占いをする人たち(たとえばタロット専門の人同士など)でお客さんを奪い合ったり、ライバルというよりも敵対心をあらわにしすぎるようなことはあまりないのでしょうか。(Nさん福岡県)

A49.占い師さんの中には、同業者に対し嫉妬心やライバル心を燃やす人もいらっしゃいます。人間ですから、仲間内で好き嫌いの問題も発生しますし、お客様の奪い合いも見たことがあります。よくある職場の様子となんら変わりありません。

Q50.一般的な仕事の場合、体調が悪い時は往々にして作業効率が落ちる場合が多いと思うのですが、占い師さんの場合はどうでしょうか。占い師さんの体調がいい時と悪い時では占いの結果は違いますか。(Nさん福岡県)

A50.体調に左右される占いと、そうでないものがあり、占いの種類によって体調の影響度合いは違ってくると思います。また占い者はこのことを自覚していますから、皆さんそれぞれに対応を考えて相談業をなさっていると、伺ったことがあります。

体調の影響が少ないのは、生年月日などのデータを元に占う占術です。タロットや易などは、占者の体調や精神状態が少なからず影響するようです。たとえ、どの占術で占う場合でも、プロとして仕事を受けている訳ですから占い結果が狂わないように、しっかりと管理と対策をされていると思います。

Q51.Q37で虐待の問題について言及されていますが、いじめ問題についても同じような見解でしょうか(相性の問題時期の問題・ストレスなどに縁がある可能性など)。逆にいじめる人の星占術的な特徴はあるのでしょうか。(Nさん福岡県)

A51.いじめも虐待も同じ見解になります。いじめの問題については、普通の退陣問題をイメージしてみて下さい。嫌がらせをするのはどんな人か、人を不快にさせる人はどんな人か、人を傷つける人はどんな人かと考えてみると、そのタイプは様々ですよね。いじめる人の特徴が決まっていないのは、被害者が加害者に転じることがあるように、加害者の特徴、被害者の特徴と分けて考えること自体が難しいのです。加害者も被害者も何らかの問題を抱えていると考え、多くの要因と可能性について考えてみることが大事だと思います。

Q52.虐待やいじめの問題に近いのかもしれませんが、夫婦間・カップル間でのDVも深刻な問題だと聞きます。虐待やいじめと比べると、DVがおこなわれた場合、自分の意思で別れたり逃げたりすることが比較的可能に思えますが、心理学的に共依存をしている人たちが多いと聞きます。星占術的にはそういったカップルには特徴はありますか。(Nさん福岡県)

A52.DVも虐待と同じ見解になります。虐待やいじめと同様、その内容や発端の原因は様々です。共依存などのように互いの関係性が原因の場合もあれば育った環境、あるいは外部に要因がある可能性もあると思います。私は一般的に言われているDVが起こる特徴や典型的なタイプなどに囚われずに、それぞれの状況を占い、解決策を考えたいと思っています。

Q53.Q4とも似ていますが、人にも相性の善し悪しがあるように、国と国の間にも相性の善し悪しはありますか。(Nさん福岡県)

A53.国と国の相性については分かりかねます。申し訳ありません。ただしこの質問には、別の方法で答えることが出来ます。例えば、日本の外交問題を占いたい場合は、国と国の相性ではなく春分図(※)というホロスコープから、日本の外交を予測します。さらに相手国の外交問題についても同じように占い、それらを総合して判断することが可能です。

※春分図=春分の日の星の配置を示した図。国家の1年の流れを示すとされています。

Q54.才能は親から子に受け継がれますか。歌舞伎などの伝統芸能は血縁で芸が受け継がれていますが、歌舞伎界の跡取りとして生まれてきた人に才能がない場合もあると思います。その場合、例えば親の芸の才能が子供の芸にとって助けとなったりはするのでしょうか。(Nさん福岡県)

A54.芸の上達は日々の鍛錬に尽きると思います。そのため、親や指導者の芸の才能が子供の芸の助けになることは少ないと思います。例えば指導者の指導力によって、子供の習得の早さに差が出る可能性もありますが、長い目で見れば、やはり本人の努力量の問題が大きいと思います。

Q55.Q52の質問と少し似ていますが、幼い頃から親御さんや指導者の期待を一身に受け世界コンクールなどで活躍している、いわゆる神童などと呼ばれる人もいれば、大人になるまで持っている才能とは全く無縁の世界で生きてきたという人もいると思います。ある程度、与えられた環境が人の運命や才能を左右するという側面はありますか。また、環境的に恵まれてこなかった人が才能の芽に気付き、それをのばすのは、やはり環境が優遇されている人たちよりたくさん、自分で投資したり努力しないといけないのでしょうか。(Nさん福岡県)

A55.人が身を置く「環境」は才能以上に人生を左右するものだと思います。そして、その環境にもまして人生を大きく変えるものは「努力」だと思います。才能があり環境に恵まれているだけでは一流にはなれません。偉人の成功論の多くには、才能や環境についてよりも「努力」と「意志」について語られています。
もし、ある世界の頂点を目指すつもりなら「環境が優遇されている人たちよりもたくさん」という基準で努力するのではなく、「自分の限界まで」努力をしなければならないと思います。人生では、環境や才能の優劣ではなく、その人自身の真価が問われるのだと思います。

Q56.自分が思ってもいない分野にすごい才能があると言われた場合、占いをしてもらった側がその分野にどうしても興味を持てなかったとして、それでも強くすすめるほどの才能だったら「やるだけやってみてください」というように、その世界に入ることを促しますか。それともその才能の大きさには劣るけれども「この職業も悪くない」という、別の職業も促しますか。(Nさん福岡県)

A56.人生の様々な選択をする際に最も大切なことは、何よりも”本人が納得して選ぶ”ことだと思います。たとえ他に才能を活かせる分野があったとしても、本人が全く興味のない事では、才能が十分に発揮されないかもしれません。自分自身がある程度は受け入れられるものでなければ、努力も続かないと思います。
本人自らがある職業に興味を持ち、その道に進む意思があるのであれば、他の選択肢を無理に薦めることは致しません。適職についてご相談を受けた場合、通常、適職はたった一つではありませんので、最も適性があるもの以外にも、できるだけ複数の適職をご提案します。