こんにちは。
采慧(サキ)です。
昨日お届けした
水星逆行の影響のお話しは
参考になりましたでしょうか?
今日も引き続き
天文現象に関する
お話しをしたいと思います。
天文好きな方は
ご存じかと思いますが
明日26日は
日本全国で皆既月食を
見ることができます。
そしてそれが、
今年最も地球に近い満月
(スーパームーン)
であることも
注目されています。
明日20時15分が
満月の瞬間ですが
その前後に
(20時9分~28分頃)
赤銅色の満月を楽しめます。
スーパームーンが
皆既月食となるのは
2015年9月28日以来ですが
前回は日本時間の
午前11時台だったため
見ることはできませんでした
(北米・南米・ヨーロッパ・
アフリカ西部で見られました)。
同じ現象が
日本で観測できたのは
なんと24年前の
1997年9月17日
だったそうです。
次回は12年後に
見られるそうですが
皆既月食の色は
大気中のチリの量
などによって
黒、灰色、こげ茶色、
赤銅色、赤、オレンジなど
毎回違う色合いに
見えるそうですから
ぜひ明日の20時過ぎに
南東の空(低い位置)を眺め
今回の皆既月食の色を
見てみて下さいね。
ちなみに――
スーパームーンが近づくと
その影響に関するご質問を
良く頂きますので
少しお話しします。
誕生日をもとに
個々の運勢を占う
【出生占星学】では
スーパームーン
(満月と新月を合わせて
年間10回以上発生します)
の影響を考慮することは
ありません。
天体の影響が身に及ぶのは
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それが、自分の生まれた日の
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天体位置と特別な角度になる
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
場合に限られていますので
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
満月も新月も
スーパームーンも
自分の誕生日の星と
関連しなければ
良くも悪くも
特別な影響はありません。
国家の運勢を占う
【マンデン占星学】では
満月や新月は大切な
運の節目となりますから
その日を境に
情勢に変化がある
ことはありますが
その時の月が
スーパームーンで
あるか否かが国の情勢に
影響するとは考えません。
最後に
星で相場を予測する
【金融占星学】という
占星学がありますが
こちらでは
月齢と株価(TOPIX)
の動きの関係性などが
研究されているようで
みずほ証券では
「日経平均株価と月例(満月・新月)」
という資料も作成されていますし
大手ネット証券の
SBI証券でも
相場の豆知識として
レポートを公開しています。
金融占星学は
私の専門外の分野なので
スーパームーンの研究が
あるのかは分かりませんが
満月や新月の影響や
水星の動きとの関連など
様々なデータがあるようです。
金融機関は
「月齢(満月・新月)に
基づく投資タイミング等を
推奨するものではありません」
と注意喚起はしていますが
これらのデータを
活用している人も
少なくないのかもしれません。
以上が、新月・満月・
スーパームーンの影響ですが
参考になりましたでしょうか?
ネット上には
天文現象による影響を
取り上げた記事も多いですが
占星学とは
全く関連が無い
ことも多いので
星に関連する話=占星学
ではないということも
知って頂ければと思います。