こんにちは。
采慧（サキ）です。

今日も先週に引き続き
Ｑ＆Ａをご紹介します。

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Ｑ．世の中は不公平だと思います。
占いで世界は救えませんか？

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Ａ．まず、質問者さんが思う
「世界を救う」というのは

おそらく……「世界の人々が公平に
生きられる世の中にならないか？」
という意味かと思いますので
その前提で考えてみたいと思います。

占いが好きな人や
占いを勉強している人の中には

生まれつきの運の良し悪しという
差や違いがあることに対して
不公平さを感じてしまう人も
いるかもしれません。

ですが、占星学では
この違いは不公平とは考えず
単に【個人差】と考えます。

誰もが、良い運も悪い運も
両方持っているのですから
その点では皆公平です。

人の運は羨ましく見えますが
誰にでも持って生まれた長所が
必ずありますから、それを磨けば
生まれつき幸運な人になれます。

恋愛運が欲しかった……
金運があれば良いのに……
対人運がいい人は羨ましい……
勝負運が強ければなぁ……

など、人それぞれ
欲しい運があると思いますが

それを考えないことが
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不公平さを感じずに生きる
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秘訣なのではないでしょうか。
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そして
占いで世界を変えることは
難しいと思います。

世界を変えるということが
不公平な世の中を変える
（皆が公平な社会にする）
ということなら

優れた個性が埋もれてしまい
個々の適性や可能性も考慮されない
社会になってしまうかもしれません。

偏りのない、公平な社会では
自分らしく生きられないという
不満を感じるかもしれません。

こんな風に、あえて
極端に考えてみると

不公平感を感じつつも
【個人差】があることの
メリットを楽しんでみるのも
良い方法かもしれないと
思えてきませんか？

これは決して
悲観や諦めではなく

人間には個人差があること
そして、残念なことですが
不公平なこと理不尽なことは
完全にはなくならないことも

全て受け入れてしまった方が
その現実に即した自分の在り方が
見つかるのかもしれません。

悩みのない人生はないのですから
どうせ悩むなら、現実的な解決策が
見つかるような悩み方をした方が

未来は確実に良くなると
私は思います。