こんにちは。
采慧(サキ)です。
今日も前回に引き続き
「占い師への100の質問」の
回答に対するメッセージを
ご紹介させて頂きます。
——————————-
先生への100の質問
すごく面白いです!
先生のお人柄の良さは
講義やメールの対応などで
理解していましたが
この質問を通して
そこでは知ることの
できない部分が見れて
とても親近感が湧きます。
今回の質問の回答で
「浮気については占わない」
とのことでしたが
・パートナーが浮気をしていて
自分はどうしていけばいいかの相談
・自分が浮気をしていて、
その人と結婚したいという相談
・親が不倫をしていて
どうなるか占ってほしい
などいろいろな
パターンがあると思います。
また、浮気だということを隠して
相談に来る人も中に入ると思うのですが
采慧先生は、浮気に関する問題は
全て占わないのでしょうか?
それとも、犯罪と同じように
浮気を斡旋するような占いを
しないということでしょうか?
もしよかったら教えてください!
これからも、楽しみにしています。
(原文ママ)
———————————
プリンさん
ご質問頂きありがとうございます。
講義も受けて頂いているようですが
今回の「100の質問」を通して
さらに距離が縮まったようで
とても嬉しく思います。
さて、ご質問についてですが
【占い三禁(死・盗・姦)】
つまり、生死、盗み、浮気に
関わることは占わないという
占い師さんも多いようですが
私は、先日回答しましたように
犯罪や違法行為にあたるご相談
でなければ、何でも占います。
生死に関わるご相談も
浮気などの愛情問題も
それぞれご事情があっての
真剣なお悩みであることが多いので
今まで一度も、
ご相談を断ったことはありません。
そもそも
日本で、一夫一婦制が
定められたのは明治31年
(1898年)のことです。
それ以前にも
「不倫は非常識」という
一夫一婦の感覚を持つ人は
多かったようですが
実際は、不貞行為も多くあり
法律ができて120年経った今も
「人類は一夫一婦制に向かない」
という意見も多くあります。
そして、既婚者の浮気は
この先も無くならない
問題だと思いますので
私は【占い三禁(死・盗・姦)】
を恐れず、不倫に悩む人々の声に
耳を傾けていくと思います。
◇◇◇
少し脱線しますが
占星学で相性を見る場合
人と人が惹かれ合う強さを
「引き合い」という手法で
占うことができます。
この「引き合い」の強さは
残念ながら、既婚者同士が
最も強いわけではなく
既婚者が独身者に
惹かれてしまうことも
起こりえます。
自分と強く引き合う人と
巡り合ってしまった場合
強い自制心で
縁を断ち切る人もいれば、
衝動を抑えられない人もいます。
不貞行為を擁護する
わけではありませんが
占星学では、人が
^^^^^^^^^^^^^^^^
人間が定めたルールに反して
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
または常識やモラルに反して
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
人に惹かれてしまうことは
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
度々起こると考えます。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
占星学の発祥地と言われる
バビロニアに住む人々が
約4000年前に
粘土板に彫った文書にも
不倫に関する記述は
数多くあるようです。
その当時の粘土板文書を
研究している数学者の本に
不倫の男性性器は
不倫の女性性器に与えられる
(永久に生きるとはP84より)
という当時の文書が載っています。
「不倫相手は、捜せば
必ずいるのである」
という意味だそうです。
このように、不倫は
長い歴史のある問題ですから
占星学研究に限らず
様々な分野で研究されています。
占星学を学ぶ私達は
現代の常識や
占いのルールを
意識しながらも
人々の抱える問題を
様々な角度から考え
対応することも
大切かと思います。