こんにちは。
采慧(サキ)です。
今日は、前回に引き続き
ぷーさんのコメントの
後半部分について
お話しさせて頂きます。
まずは、頂いたメッセージを
以下に再掲載します。
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出生図や三重円をみて
背景を伺ったとしても、
当事者両方のお話を
聞けるのでなければ、
そこに居ない人の状況や気持ちは
やっぱりわからないので、
お話を聞いた方の視点の
情報でしかないということも
こちらは分かってないと
いけませんよね。
当たり前ですけど
「鑑定する」って難しいなぁと
改めて思いました。
(原文ママ一部抜粋)
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“当たり前”とは言え
「鑑定する」という
一連の作業の中で
占い師が考えなければ
ならないことは多く
鑑定をすればするほど
その難しさを何度も
思い知らされますよね。
ぷーさんだけでなく
皆さんもそう思いませんか?
◇◇◇
さて、
今回頂いたメールの中で
「そこに居ない人の状況や
気持ちはわからないので、
お話を聞いた方の視点の
情報でしかないということ」
という部分を読んで、
昔、師匠から教わった事を
思い出しましたので、
今日はそのことについて
書いてみたいと思います。
一般的に、
何事かが起きた場合
問題全体を偏りなく把握して
双方の視点に立って考えることが
良いと思われていますが
============
占星術師として
人の相談にのる時は
【相談者目線】で考える
============
と師匠に教わりました。
たとえ相談者の見方に
偏りがあったとしても
その偏見を大事にするのです。
なぜなら、
当事者全員の立場に立って
公正に物事を見ると……
誰の言動も
それなりに理解できる
という見解になってしまい
相談した人にとっては
腑に落ちないからです。
だから占い師は、
弁護士のように
^^^^^^^^^^^^^^
自分は誰の味方なのかを
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ハッキリさせることが大事
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
ということを
何度かご指導頂きました。
先生と一緒に
チャートを読んでいる時、
私が一般的な観点から
意見を言うと
「あなたはいったい
誰のためのアドバイスを
考えているんですか?」
「視点を変えたら
アドバイスが変わって
しまうんだから、常に
相談者目線ですよ。」
と諭されました。
私は良く、
揉めている2人から
相談を受けることが
あるのですが
それぞれから事情を聞くと
どちらが良い悪いという事が
自然と思われるのですが……
それは一旦忘れて、
目の前にいる相談者様の
ものの見方、考え方、感じ方
だけにフォーカスする
ことを心掛けています。
あなたはいつも
誰の味方になって
鑑定していますか?
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それでは次回も
お楽しみに。