こんにちは。
采慧(サキ)です。
今日は、先週のスキルアップ
「2度占い」はアリか?の続きです。
まずは、頂いたコメントのご紹介から。
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<コメント>
ご無沙汰しております。
会読会になかなか参加できずすみません。
西洋占星術ではなく易占では、
『2度占いは禁忌』なので
(ホラリーに近い、タロットもそうだと思う)
それを考えますと、クライアント側が
色々占いを受ける時点で、2度占いしている
ようなことが発生しているかもしれません。
ただこれも『信じる信じない』とは別問題で
正しく出すのに必要なだけです。
答えを選ぶのは、占い師も、
同じ西洋占星術だったとしても、
読み方がそれぞれ異なり、
ピンキリであったり、相性があるので、
ありかなとは思いますが。。
やみくもに色々占っている感じだと、
確かに、占いの神様は味方しない
かもしれませんね。
なんかまとまりなくすみません。。
(原文ママ一文抜粋)
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ねこさん
コメントありがとうございます。
興味深いご意見を頂き、お返事が
2回にまたがってしまいましたが^^;
今日は、占いの神様について
真面目に考えてみました。
私もねこさんと同じく
個人的には、やみくもに占うのは
あまり良い占い方、相談の仕方では
ないと思うのですが
「占いの神様が味方しない」
については……果たしてそうなのか?
占いの神様(?)はどう思っているのか?
などと真面目に考察してしまいました。
運という不思議な作用は
神の影響か、天体の影響か
宇宙線の影響か分かりませんが
昔の人は、神々の仕業と考え
占星学では、運を授けるのは木星、
ギリシャ神話の最高神ゼウス
と考えていたようです。
そこで、私目線ではなく
ゼウス視点で考えてみると――
「やみくもに占う」ことには
寛容なのではないかと思いました。
皆さんは、どう思いますか?
寛容というか、そこには無関心で
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納得できるまで占っても良いけど
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「運が欲しいなら行動してね」
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というスタンスではないかと。
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どんな占い観を持っていても
占いを指針としても、お遊び程度でも
考え方はともかく、「信心より実践」
というのが古代人の態度だったようです。
裏を返せば
内心、占いを否定していても
「実践」する人には運を授ける
というのがゼウスの性質です。
西洋のことわざには
「神々は働く者に味方する」
「神々は自ら助ける者を助ける」
「神々は働く人を愛し、怠け者を憎む」
など、ギリシャ神話に由来する格言が
たくさんあるようですが、これらは
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ゼウスの恩恵は
努力と行動を通してのみ得られる
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ことを表しているのかもしれません。
ゼウスは、正義と秩序を司り
人間の勤勉さ・誠実さを見守る神とされ
社会や家庭の秩序を守り正義を保つ
ことを好み、それを壊す者を罰する神
ということを踏まえて
古代ギリシャ人は「神にすがる」よりも
「神に好かれる行い」を心がけたそうです。
現在の占星学では
こうした宗教的な教えはありませんが
幸運の星「木星(ゼウス)」は
自ら助ける者を助ける性質があり
行動しなければ幸運は授からない
ということは、長年の経験則により
今も引き継がれている理論です。
占い(占星学)の神様は
信心よりも行動を見ている神様
という考えは、とてもまっとうで
現実的で、個人的には好きなのですが
皆さんはどう思いましたでしょうか?
良かったらご感想などお聞かせ下さいね。






