こんにちは。
采慧(サキ)です。
今日のスキルアップ情報は
前回のメルマガで予告した通り
新講座、会読会の課題本
「占星学入門」の魅力を
お伝えしたいと思います。
また併せて、私が勉強のために
本を読む際に気を付けていることも
いくつかご紹介させて頂きます。
占星学書を深読みする際の
参考になれば幸いです。
◇◇◇
それでは
以下の順番にお話しします。
・占星学入門のみどころ
・読書の心構え
・読書の下準備
・読書の留意点
・占星学書の読み方
<占星学入門のみどころ>
ズバリ、「占星学入門(平河出版社)」
のみどころは、シリーズ5冊を通して
一貫して体系的に学ぶことを教え
占星学の様々な法則を
順序立てて整理しながら考えることが
占えるようになるポイントであることを
繰り返し教えているところです。
また、入門の段階から
【占星学そのもの】を理解するように
意識させてくれる点も、他にはない
占星学入門ならではの魅力で
かつて私が、この本で勉強しようと
決めた大きな理由でした。
占星学書の構成は
・占星学の起源・歴史の紹介
・ホロスコープの作り方
・天体やサイン(星座)の意味
・基本的な占い方の紹介
・お悩み別の占い方の解説
などが主ではないかと思いますが
「占星学入門」の構成は
占星学の歴史を語る前に
【占星学とは一体何なのか?】
という説明からスタートします。
その答えとして
占星学には2つの側面があり
ひとつはサイエンスとしての占星学
もうひとつはアドバイザーとしての占星学
という特徴を持つ古い学問で
サイエンスとして研究することと
アドバイザーとして利用することの
両方の価値と魅力に迫ることから
占星学の世界に誘うという構成です。
この、そもそも論から始まる点も
占星学の根幹をしっかり押さえて
勉強する大切さを教えているようで
とても印象深く感じたところです。
<読書の心構え>
次に、読書をする際の心構えですが
これは私の自論ではなく、中学時代
国語の先生から教わったことです。
読書とは、プロが書いた
【一流の文章を鑑賞する】ことで
その道の一流の人が作品に込めた
想いや真意を理解し味わうことであり
本を読むということは
作品の根本に近付いていく作業であり
作品を創る困難と同じ精神的な努力を
することだと、教えてくれました。
それ以来、読書をするときは
「読書を舐めてはいけない」
という先生の口癖を思い出しながら
一流の占星学研究者が
長年の研究成果をまとめ上げた
集大成を読むという心積もりで
そこに書かれている研究結果に
至るまでの過程も意識しながら
読むのですが
そうすると少しだけ
言外の部分まで考えが及ぶことが
あるような気がします。
<読書の下準備>
どんなに注意深く本を読んでも
著者が生きた時代背景や環境、
著者が経験してきたこと、学んだこと、
興味を持っていたこと、考え方の癖など
著者自身のことを何も知らなければ
その著者が書くことも理解できない
または、的外れな解釈をしてしまう
こともあるかもしれません。
そのため、本の内容だけでなく
著者の来歴などにも興味を持って
リサーチしてから本を読むと
より正確に理解できると思います。
さて、長くなってきましたので
・読書の留意点
・占星学書の読み方
については、来週のメルマガで
お話ししたいと思います。
会読会へのご参加もお待ちしています。
(メルマガのみで募集しています)