こんにちは。
采慧(サキ)です。
会読会の締め切りが迫る中
過去に、当店の講座で学んでいた
卒業生の方からもお申込み頂きました
(メルマガのみで募集しています)。
また、先日「耳だけ参加」の
お問い合わせを下さった方からも
ご家族に相談し、了承を得て
参加して下さるとご報告頂きました。
再受講を決めることも
家族との時間を削ることも
本当に大変だったと思います。
また、既に申込み頂いている方も
新たな勉強時間を作って
ご参加頂いていると思いますので
皆さんと有意義な時間を過ごせるよう
私も準備に努めたいと思います。
◇◇◇
さて今日は、先週末のメルマガ
「占星学書を深読みするためのポイント」
のつづきです。
私が勉強のために本を読む際に
気を付けている、以下のことについて
今日は後半の2つについてご紹介します。
・読書の心構え
・読書の下準備
・読書の留意点
・占星学書の読み方
<読書の留意点>
最も意識していることは
「否定も肯定もしない」ことです。
この点に十分に気を付けていないと
いとも簡単に、何も考えずに
否定・肯定してしまうことが
少なくないからです。
何かを否定することは簡単です。
自分が学んだこと、知っていること
自分の価値観に合っていることと
違う意見に対しては、違和感や否定的な
印象を持ってしまうことがあります。
「それホント?」「違うでしょ~」
と思った時、すぐに否定せず
そういう説もあるのかな?と
興味を持って調べてみることで
より正確な情報が得られると思います。
また、肯定することの問題点は
ネットリテラシー(ネットを正しく
使いこなす知識や能力)として
注意喚起されていることですが
自分が知らないことについて
簡潔にまとめられた記事を読み
難しいことを理解したと感じた時
人はそれを良い(正しい)情報だと
錯覚しやすい傾向があるそうです。
このことを知っておけば
「分かり易い=正しい」という
勘違いをしそうになった時
簡単に肯定してしまうことなく
慎重に読むことができます。
「否定も肯定もしない」
実はコレ、亡き師匠が
占い者の鑑定姿勢として
推奨されていたことなのですが
私は、読書にも応用させて頂いています。
<占星学書の読み方>
占星学の本を読む際には
ファクトチェック(真偽の確認)を
しながら読むことをおすすめします。
本の内容は、個人の発信や
各種メディア・広告などの情報ほど
疑っていない方も多いかもしれませんが
信頼できる筆者の本であっても
情報源が曖昧なことや
情報が古いこともあります。
そのため、内容を鵜呑みにせず
少し調べてみると最新情報は違っていた
情報源を調べたら著者の記憶違いだった
ということもあります。
占星学の歴史や基本的な占い法則など
どの入門書にも書かれているようなことは
さすがに間違えないだろうと思っていると
実はそうでもありません。
著者が習い覚えたことを
テキストや本としてまとめる際に
著者が全てを疑って、再検証して、
最新情報なども調べ尽くして
書いているわけではありませんから
その業界では高名で、偉大な功績があり
疑いようもない博識な巨匠の本であっても
学問は日進月歩ですから、現時点での
ファクトチェックは欠かせません。
ファクトチェックの過程で
学ぶことも沢山ありますので
一石二鳥ではないかと思います。
以上が、占星学書を
深読みするためのポイントです。
お話しした以下の4点の中で
何か取り入れてみたいことは
ありましたでしょうか?
・読書の心構え
・読書の下準備
・読書の留意点
・占星学書の読み方
良かったら、ご意見ご感想
あなたの読書法なども教えて下さいね。