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頑張り続けられた理由

こんにちは。
采慧(サキ)です。

前回までお届けしていた
独学から30年の歩みについて
ご感想やご質問を下さった皆さん
ありがとうございます。

本音を言うと……

書き始めた時は
リクエストに応えて
書いてみたいという気持ちと

私の経歴を長々とお話しして
いったいどのぐらいの方に
楽しんで頂けるだろうという
不安も感じながらの執筆でした。

ところが

フタを開けてみれば
配信を楽しみに
して下さる方も多く

皆さんのメッセージを原動力に
全10話を書き上げることが
できました。

今日からは

私の30年の歩みについて
頂いたご感想などを
紹介させて頂きます。

まずは、受講生のNさん
からのリクエストです。

——————————–

采慧先生に聞いてみたいこと。

1)心が折れそうになりながらも
フリースクールに電話をかけ続けたこと。
なぜそこまで出来たのか?
どんな想いがあったか。

2)高い講座料を払ってまで、
なぜビジネスを学ぼうと思ったか。
そこに至る「心の機微」を
聞いてみたいです!
(原文ママ一部抜粋)

——————————–

Nさん
私の経歴を良くご存じで
興味深いご質問を頂き
ありがとうございます。

私がフリースクールで
不登校の子供たちの
相談相手をしていたのは

占い師になって
5~7年目の頃のことです。

この頃は

ちょうど占い館で
たくさんのお客様が付き
ご相談数も増えていたのですが

私が一番相談にのりたかった
子供たちからの相談は
一件もありませんでした。

占いは、子供のお小遣いで
利用できるものではないので
当然と言えば当然なのですが。

私は、昔から子供が大好きで
占い師になる前までは

幼児さんや小中学生の
子供たちに囲まれて働く
毎日を送っていましたから

子供たちが抱える悩みも
たくさん聞いてきました。

それが、
占い師になってからは

子供たちと接する機会は
殆どなくなってしまい
本当に残念に思っていました。

そこで、子供が集まる
施設やサークルなどで
悩みの聞き役になれないかと考え

インターネットや
タウンページなどで
施設を調べては

片っ端から電話をかけ
提案し続けました。

もちろん
簡単に受け入れらることはなく

電話を掛ければ、罵倒されるか
冷たくあしらわれるという
辛い営業が続きました。

大抵の担当者は

「何を考えているんですか?」
「うちの施設をナメテるんですか?」
「あなたに何ができるんですか?」
「甘く考えてもらっては困りますね」
「バカじゃないの?!」

など、キツイ言葉で
申し入れを一蹴するような
対応をされることが殆どで

丁重に断られることは
ほぼなかったことに
とても驚いた記憶があります。

「二度と関わりたくない」
という気持ちが強く伝わり
占い師って……そんなに
怪しいのだなと思いました。

それから半年後
やっと一人、丁寧に
話を聞いて下さる方に
出会うことができました。

涙が出るほど
嬉しかったです。

ここまで半年間
なぜ頑張れたかと言うと

子供たちの悩みの深さを
知っていたからです。

私自身、中学高校では
親しい友達が一人もできず

楽しくない学校生活を
独りで耐え続ける数年間は
真っ暗闇の毎日でした。

孤独な子供たちが
まだ未熟な弱い心で
日々闘っている苦労を
想像すれば

電話口で罵倒されるぐらいで
へこたれる訳にはいかない!
と思うことができました。

さて、大分長く
なってしまったので
2つ目のご質問には
次回お答えしますね。

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